※下記データーは、メーカー発表値に、個人的見解を加味したものです。
アイドリング不調
◯エンジンが温まってくると、アイドリングが不調になる。アイドリング不調が起こりエンジンが停止す
る。
★バッテリー ⇒ 電圧及びCCA値(容量)点検。
★レギュレーター ⇒ ヘッドライト点灯、電動ファン作動等、最大負荷がかかった時の電圧チェック
★スパークプラグ ⇒ 失火が出るようであれば、NGK製JR8C等に交換
★プラグキャップ&コード ⇒ 劣化による失火を点検。
★イグニッションコイル ⇒ プラグコードの接続を点検。1次側の電圧を点検。
★キャブレター ⇒ パイロットスクリュー点検。同調調整点検。
※一般的にオーバーヒートと表現されることが多いですが、根本的な原因は、失火によるエンジン不調
がほとんどです。1気筒失火するとバラつき、回転数も落ちます。2気筒失火するとエンジンストール
します。このような場合の原因は、失火ですので、失火対策を行うと、症状が出ないことが多いで
す。ただ、旧年式の場合、メインハーネスの劣化や電装系の劣化もありますので、バッテリー電源
を、直接イグニッションコイルの1次側にバイパスする配線(イグニッションリレーキット)や、純正
指定ではありませんが、失火対策スパークプラグ(NGK製JR8C)を装着すると失火に効果があ
ります。また、失火に近い状態で、キャブレターの状態が狂っていると、余計に失火しますので、
キャブレターの調整と同調を行うことも重要です。