エンジン関係

スタータークラッチ交換

症  状:エンジン始動時に左側のクランクケースカバーからガシャガシャと異音がする。また、異音がする上にクランクが回らず、エンジンが始動できない。

主な原因:スタータークラッチ本体を止めている3本のボルトが緩み、正常にクラッチが作動しない。

修理方法:エンジンオイルを抜き、クランクケースカバーを外し、マグネットローター裏の部品を交換します。

おおよその修理代:オイル代、部品代、工賃で約4万5千円ぐらい。(使用部品によります)

ヘッドカバーガスケット交換

症  状:ヘッドカバーのガスケットからエンジンオイルが滲んでいる、止めておくとヘッドカバーから、オイルが下に垂れている。

主な原因:ゴム製のガスケットとグロメットで押えているので、劣化し、硬化してくると密閉できず、冷えて収縮した時や、エンジン内部の圧力が上がった時にオイルが滲む、もしくは、垂れている。

修理方法:ヘッドカバーガスケットとグロメットの交換、ただ、水回りのパイプがあるので、通常は、パイプ類とラジエター、キャブレターを外しての修理になります。

おおよその修理代:クーラント代、部品代、工賃で約4万円弱ぐらい。(使用部品によります)

         分解時に、冷却周りのパイプ類を交換する場合は、別途部品代追加です。

 

ウォーターポンプ修理

症  状:ウォーターポンプの後方下部の穴から、エンジンオイルもしくは、クーラントが漏れている。

主な原因:エンジン側のオイルシール、もしくは、クーラント側のメカニカルシールが劣化し、漏れが発生する。どちらかが漏れた場合は、真ん中に部屋があり、お互いに交じることは無く、穴から、どちらかが出てきます。

修理方法:ウォーターポンプを外し、分解して、Oリング、シール類、ベアリング類を交換します。

おおよその修理代:クーラント代、部品代、工賃で、約3万円前後。(使用部品によります)

 

※クーラントのリザーブタンクにエンジンオイルが浮いてくる場合、大体ですが、Vバンク間のセパレーター部分でガスケットの劣化が発生し、クーラントが冷えた時にエンジンオイルを吸い込むことが多いです。ポンプ部分では、直接、水とオイルが直接、接していないので、クーラントにオイルが混じることはあまりないです。ただ、ポンプとエンジンの間のガスケットに問題が発生すると、圧力が上がった際(温度が上がる)にクーラントが噴出し、エンジンオイルに交じり、オイルが乳化する場合はあります。オイル部分のガスケットも問題がある場合は、クーラントと、乳化したオイルが噴出することがあります。

 

ラジエター下部周辺クーラント漏れ修理

症  状:ラジエター下部の2本のパイプや、その下のドレンコック、その隣のサーモスタット周辺、L字パイプのつなぎ目等からクーラントが漏れている。

主な原因:ゴムパイプや、Oリングが劣化し、特に、冷えた際に漏れが発生する。

修理方法:クーラントを抜き、該当部分のパイプやOリングを交換する。

おおよその修理代:クーラント代、部品代、工賃で、約1万5千円ぐらい。(使用部品によります)

キャブレター分解修理

症  状:ゴミ、サビ等でのつまりや、長期不動等でのガソリン腐りによるオーバーフロー等でエンジン不調もしくは、エンジンの始動ができない。

主な原因:各ジェット類のつまりや、フロートバルブ固着、以前の作業による組み立ての不具合等。

修理方法:必要に応じて、分解、組み立て、同調調整。エンリッチャーの分解は、全分解が必要です。

おおよその修理代:最低限脱着が必要、経験上、5~10万円の間が多いです。ただし、交換部品によっては高価なので、使用する部品代で、かなり幅があります。ダイヤフラムが高いです。

 

※キャブレターを脱着した際、インシュレーターや、Vブースト部のゴムジョイント類が劣化している場合は、ついでに交換する場合が多いです。

クラッチ板交換

症  状:最初は、Vブーストがかかった際、エンジン回転と車速がずれるところから事から始まり、あとは、悪化します。だんだん滑る回転数が下がってきて、街乗りで加速時にクラッチ板がすべり、前に進まなくなります。

主な原因:クラッチ板摩耗により、圧着力低下。

修理方法:クラッチ板及びガスケット交換

おおよその修理代:大体、全交換することが多いので、クラッチ板とガスケット、工賃で、約3万5千円ぐらい。(使用部品によります)サイドスタンドで作業する場合、エンジンオイルは交換していません。

 

※写真の通りですがクラッチスプリング(板バネ)の足が8本で、押えている柱が6本なので、スプリングを押えている大きなワッシャーが変形します。(新型VMAXは、板厚が厚くなっています)

 

※今までの経験上、20005年式(限定車)に使用された」クラッチ板について、減ってくると、貼り付きが発生し、機械的に切れている状態(圧着無し)でも、クラッチ板同士が離れないので、引きずりが発生し、シフトチェンジがやりにくくなるという症状が多いです。この場合は、クラッチ板を全交換すると治ります。また、2004年式の最後の方と、2006年式の最初の頃は、クラッチ板の引きずりが発生するケースがあります。

クラッチレリーズ交換(修理)

症  状:クラッチフルードが減っている。突然、クラッチが切れなくなり、レバーの手ごたえが無くなる。

主な原因:基本的に、クラッチフルードが減ることは無く、減った場合は、ほぼ、エンジン側から漏れています。シールが劣化した場合や、長期間フルードを交換せず、水分を吸収分離があり、エンジン側にたまった場合、錆びて、漏れてきます。

修理方法:クラッチレリーズが生きている場合は、シール交換、錆びている場合は、レリーズ交換です。

おおよその修理代:フルード代、部品代、工賃で、約2万5千円ぐらい(使用部品によります)

 

※クラッチレリーズを外した場合、プッシュロッドのオイルシールや、シフトシャフトのオイルシールも点検し、エンジンオイルが滲んでいるようなら、ついでに交換します。